管理人AKIです。
今回は『The Million Writing』という商材について取り上げたいと思います。
当ブログはネット上にある「稼げる」という商材や情報が、本当に「稼げる」ものなのか私が調べ、読者の皆様が無駄な時間とお金を使わないよう、公開しております。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
結論から言いますとお奨めできるものではありません。
お時間のある方だけ読み進めて下さい。
特定商取引法に基づく表記
インターネットでの取引きには特定商取引法に基づき、必ず事業者名、代表者名、住所、連絡先などの表記が義務付けられており、不備がある場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
販売業者 | 株式会社イーブックジャパン |
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責任者 | 佐藤潤 |
所在地 | 東京都新宿区新宿6-20-5スカイコート新宿1番館1201 |
TEL | 080-1354-9150 |
info@copyrighting-supremeprinciple.net | |
URL | http://copyrighting-supremeprinciple.net/01/top.html |
表記内容について問題は無いのですが、なぜか販売業者、責任者、所在地、電話番号の所だけがテキストではなく、画像データを使用しております。これは検索から逃れるための措置だと思われても仕方ありません。検索されると不都合なことがあるのでしょうか?
また、特商法に基づく表記があるから稼げる商材、という訳ではありませんのでご注意ください。
「株式会社イーブックジャパン」について
特商法記載の住所で登記されております。
こちらのマンションの12階のようです。
この「スカイコート新宿1番館」ですが、22~26㎡のワンルームマンションでした。
会社のホームページはありませんが、代表取締役「佐藤潤」氏のオフィシャルブログはありました。
しかし2015年4月を最後に記事が増えていません。
また、会社の所在地が2016年3月に「埼玉県坂戸市末広町21番地」、翌2017年3月に「東京都新宿区新宿6丁目20番5号」へと変更されていますが、こちらのページに記載されている住所は、最初に登記された「埼玉県志木市幸町1丁目6番58号」のままになっています。
『The Million Writing』とは
『The Million Writing』の概要
わずか1週間で作り上げた、たった1つのウェブサイトで年間1億円以上を稼ぎ出し、そんなサイトを幾つも量産し続けた人物を師匠とする宇崎恵吾氏が、そのコピーライティングのノウハウをまとめた情報商材。
『The Million Writing』の料金
○ 3,980円(税込み)
※ 条件を満たす場合のみ全額返金
※ クーリングオフの適用無し
『The Million Writing』の内容
商品ファイル:PDF 198ページ
序章 新時代のコピーライティング
第一章 成約の原則
・成約の取れるコピー、取れないコピーの原則
・解り易い文章と解りにくい文章
・主張、メッセージの一貫性
・イメージの重要性
第二章 人間心理の原則
・コピーライターが超えるべき心理の壁
・興味・関心を引き出すコピーの原則
・共感・信用を勝ち取るコピーの原則
・読み手を行動させていくコピーの原則
・心に響き続ける言葉の法則
第三章 成約率を決定付ける2つの前提要因
・リサーチとターゲッティング
・切り口と展開
第四章 コピーライティング
・コピーライティング
・コピーライターとしてのマインドセット
・Special contents
『The Million Writing』の口コミ・評価
こちらは本当に難解で、字もとても小さく、簡単に流し読みできるようなシロモノではありません。(小学生には理解できません。)
たいてい200ページくらいのレポートだと30分もあれば、ざっと読めてしまうんですけど、「Million」は1時間30分~2時間ほどかかりました。
言っていることが難しいわけではないのですが、とにかく回りくどい。
出典: johosyori.com
1週間で作ったサイトが年間1億円以上稼ぐ。
そんなキャッチコピーで始まりますが、可能と言えば可能でしょう。
しかし、これは宇崎さんの師匠だったからできた話で昨日今日業界に入った人間が、いきなり稼げるわけありません。
あくまでも、その人だからできた話ということで誇大広告ではないものの、即効性や再現性には大きく欠けます。
それこそ、三度の飯より文章を書くのが好きくらいのパッションがなければ難しいですね。
2012年より販売している有名な商材ですから、たくさんの口コミがあります。
高評価の口コミも多いのですが、そのほとんどがアフィリエイト報酬を稼ぐことを目的とした、身内によるもののようです。
何より著者の宇崎恵吾氏の師匠、本庄祐也氏に関してはとても評判がよろしくありません。
佐藤潤氏のやり取りの中で明らかになったのは、次の2つです。
The Million Writingの宇崎恵吾は存在しない、架空の人物である。
㈱イーブックジャパンのオーナーは本庄祐也であるということです
コピーライティングアーカイブ(Copywriting Archive )は、5億円コピーライター、宇崎恵吾の師匠こと、本名、本庄祐也から直接のコンサルを受けて、セールスレターの共作をするというものだ。
しかしコイツの目的は客を儲けさせることは一切眼中にない。
実際彼がやっていることは、おどろくほど内容がない。
受講生が提出したキャッチコピーに対して、具体的な改善案・解決案を言うのではなく、曖昧な指摘しかしてこない。
まとめ
『The Million Writing』は推奨できません。
2012年から販売されている有名な商材ですが、この商材で学んだからといって、稼げるようになれるかと言ったら、まず厳しい思います。
この手の商材としては安いし、返金保証もあるからと安易に手を出すと、必ず高額な商材を奨められます。本庄氏及びその仲間のアフィリエイター達は、その高額商材を推奨して稼いでいるのです。
販売ページには宇崎恵吾の師匠、「5億円を稼いだライター」と、本庄氏は名前を出しておりませんが、そうやって興味を引かせるやり方であり、それを推奨しているサイトも本庄氏が成りすましているサイトが多くあるようです。
本庄氏は過去にも評判の悪い商材の販売を数多く手掛け、2013年には当時の会社で脱税により起訴されており、問題の多い人物です。
「1.3億円脱税で元社長起訴 東京地検」
「株式会社ユーチャングッド 本庄祐也 脱税疑惑で刑事告訴!副業.comとの関係も明らかに!」
良い悪いは別として、本庄氏はライティングのスキルと、ネットビジネスの手法で億単位の稼ぎを得たという実績は事実のようですし、『The Million Writing』から本庄氏のテクニックを学べるかもしれませんが、それは本庄氏だったから稼げたわけで、誰もが稼げるようになれるというものではありません。
そもそもアフィリエイトは誰でも簡単に稼げるようになれる程、甘いものではありません。
様々な知識を得て、ライティングのスキルを磨いて、根気強く作業して、日々努力しなければそれなりの収入を得られるようにはなれません。
様々な情報から正しいことを読み解くのも必要なスキルです。
それが出来ない方は、このような商材を利用してもアフィリエイトで稼げるようにはなれないでしょう。
また稼げるようになる方は、このような商材でなくても稼げるようになれるでしょう。
そしてどうせ学ぶのであれば、まっとうな人から正しいやり方を教わった方が良いのではないでしょうか?
ご覧いただきありがとうございました。
無駄な時間とお金を使わないようにご判断をお願いします。
管理人AKI